8月
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ガチ勢になるための圏論勉強会 第六十一回
主催 : jun0inoue
募集内容 |
参加枠1 無料
参加者数
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開催日時 |
2015/08/16(日) 14:30 ~ 16:30
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募集期間 |
2015/08/02(日) 21:20
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会場 |
Google Hangouts |
イベントの説明
一度参加した人はその次以降登録しない(けど参加はする)空気が出来上がってるので、このページでは新規参加者だけが表示されるのに留意して下さい。新規参加の方は京都界隈にいるなら飛び入りでOK、リモートなら予めこの Connpass ページの「イベントへのお問い合わせ」機能を使って主催者の井上まで Google User ID (gmail のアドレスの @ の前の部分) を知らせておいて下さい。Google Hangouts で繋ぎます。
前回は Abramsky のゲーム意味論のノートを 3.3 節まで読み、具体的なゲームの例を書き下してみました。次は 3.4 節から 4.3 節までが目標です。ただし4.1、4.2節はプログラミング言語理論では常識の範疇なので省略します。
- Samson Abramsky and Guy McCusker, Game Semantics (http://www.cs.cmu.edu/~jcr/gamenotes.ps.gz)
- [補足資料] Luke Ong, Game Semantics and Its Applications (http://www.cs.ox.ac.uk/luke.ong/personal/talks/shell-2x2.pdf)
必要な背景知識はどういう資料が選ばれるかによるので一概には言えませんが、とりあえず
- 圏の定義、積対象、和対象、冪対象の定義と具体例いくつか。普遍性という言葉の意味がぼんやりとわかる (≒ Pierce 本 http://www.amazon.com/Category-Computer-Scientists-Foundations-Computing/dp/0262660717 の前半部分ぐらい)
- 詳細はあやふやでもいいし、自分で証明とか導けなくてもいいので、λ算法の表示的意味論ではλ項の意味は⊥を含むCPOから⊥を含むCPOへの連続関数で与える、という話をぼんやりと知っている
- ML や Haskell などでプログラム書ける
ぐらいなら何とかなるんじゃないかと思います。というかならなかったら主催者が泣きます。
これまでに読んだもの:
- Homotopy Type Theoryの教科書のめぼしい部分(http://homotopytypetheory.org/book/)
- Andrew Pitts, Relational Properties of Domains (http://www.cl.cam.ac.uk/~amp12/papers/relpod/relpod.ps.gz)
- Gordon Plotkin and Matija Pretnar, A Logic for Algebraic Effects (http://homepages.inf.ed.ac.uk/gdp/publications/Logic_Algebraic_Effects.pdf)
- Thorsten Altenkirch and Bernhard Reus, Monadic Presentations of Lambda Terms Using Generalized Inductive Types (http://www.cs.nott.ac.uk/~txa/publ/csl99.pdf)
- Gordon Plotkin and John Power, "Algebraic Operations and Generic Effects" (http://homepages.inf.ed.ac.uk/gdp/publications/alg_ops_gen_effects.pdf) [眺める程度]
第四十三回までのバックナンバーは partake にあります。